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今回は、太陽光パネルの設置や住宅リフォーム事業を展開されている企業様との、合同説明会に向けた採用ブース装飾の打ち合わせをご紹介します。
1.訪問のきっかけと社長様の印象
2.「どんな人材を求めているのか」ヒアリングからの気づき
3.社内文化に光る“会社らしさ”
4.デザインに込めるべきメッセージとは
5.エンドラインの提案力とその成果
お伺いしたのは、合同説明会に出展されるにあたり、採用ブースの装飾デザインについてご相談を受けた企業様。ご対応いただいたのは、まだ30代ながら、創業から数年で年商数億円規模へと成長を遂げた若手社長様でした。
とてもエネルギッシュで、終始笑顔の絶えない打ち合わせとなりました。
初めにお聞きしたのは「どんな学生を採用したいか」。よくある質問ではありますが、社長様の答えは実に率直でした。
「自主性や成長意欲のある人がいいですね。でも、最近の学生はハングリーさが少なくて、どうアピールすれば刺さるのか悩みますね」
そこで、企業としての魅力や特長を掘り下げていく中で、ユニークな取り組みが飛び出しました。
「うちには“キングダム研修”があるんですよ」
これは、人気漫画『キングダム』を社内研修に取り入れた独自の制度。全社員にキングダムを読んでもらい、主人公のように困難を乗り越える姿勢を学んでほしいという想いが込められています。
また、世代間の会話のきっかけとしても機能しているとのこと。その他にも、
・社内コミュニケーションを重視(飲み会は自由参加)
・社員が夢を語れる風土づくり
・「仕事を楽しくするには?」がテーマの職場づくり
といった、“働くことへのポジティブな価値観”が企業文化として根付いていました。
打ち合わせを通じて私たちが意識したのは、「自社の魅力は、外から見ると意外と伝わりにくい」ということ。社長様ご自身が学生に伝えたい想いは明確でしたが、それをどう形にして伝えるかが課題でした。
そこでエンドラインからは、以下のような方向性をご提案しました。
・仕事のやりがい=夢を語れる環境として表現
・社内の風通しの良さや成長支援の仕組みをビジュアルで表現
・キングダム研修などユニークな制度を親しみやすく紹介
この提案に社長様も大きくうなずかれ、「それなら学生にも伝わりやすいですね」と納得いただけました。
ブース装飾の例
最終的には、デザイン案に大きな修正もなく、スムーズに受注・納品へと至りました。
企業の“らしさ”を伝える採用ブースづくりは、単なる装飾ではなく、理念や文化を形にするプロセスです。特に今回は、若手人材への訴求という点で「どう魅せるか」「何を伝えるか」をしっかり設計できた好事例となりました。
エンドラインでは、採用活動におけるブース装飾や企業PRツールの制作を通じて、「伝えたい想い」を“見えるかたち”にするお手伝いをしています。
まずはお気軽にご相談ください。想いを伝えるデザイン、私たちが一緒にカタチにします。