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車や人の通行量が多いロードサイドには、さまざまなテナントがありますよね。
たくさんの人に認識してもらえるチャンスがあるため、入居斡旋には知恵を絞りたいところです。
そこで今回は、ロードサイドテナントの入居をより効果的に斡旋するヒントをお伝えしたいと思います。
ロードサイドテナントの空室をなくしたい、店舗の空室を解消するために効果的な方法を知りたい、
空き店舗をなくすためにはどんなことをしたらいいのか知りたい、という方、必見です!
まず初めに、ロードサイドにあるテナントについて整理しましょう。
「えっ?そんなこと分かっているよ」という方もいらっしゃるかもしれませんが、
目的を達成するためには今一度立ち止まって考え、課題解決に必要な要素を明らかにし、
最終目的を明確にイメージすることが大切です。
まずは「ロードサイドとは何なのか」から考えてみたいと思います。
そもそも「ロードサイド」とは「道=ロード」に「面している=サイド」という意味です。
そして、通行量の多い道路や幹線道路の沿線で、車やバイク、
自転車を使用する人をターゲットにした店舗を「ロードサイドテナント」と呼びます。
ロードサイドテナントには「早期に認知されやすく、初めて来店するお客様を獲得しやすい」というメリットがあります。
このメリットを最大化できるよう、店舗の立地を活かす広告はとても重要で、
集客の肝と言っても過言ではありません。
次に、実際にテナントに入るお客様について考えてみましょう。
冒頭でもお話したように、ロードサイドテナントには「早期に認知されやすく、
初めて来店するお客様を獲得しやすい」というメリットがあります。
つまり「新規のお客様を多く獲得すること」を目的の第一に据えることが大切です。
そして、お客様がどのような目的でテナントに入るのか、どんな悩みをもっているのかなどを想像し、
考えることが成功への近道となります。
重要なのは「テナントに入るお客様をイメージすること」なのです。
「新規のお客様を多く獲得すること」を目的にしたものの、どうしたらいいのでしょう?
さまざまな考え方があると思いますが、一番の肝は「駐車台数」にあると思います。
なぜなら、ロードサイトでは、駐車台数が重要な役割を担っているからです。
例えば、某チェーン店では出店する場合、最低でも20台分の駐車スペースを確保できなければ検討すらしないそうです。
20台というのはあくまでも目安ですが、駐車台数とロードサイドには密接な関係があるようです。
つまり、このお店に入ろうかなと思う人の気持ちは駐車スペースと密接に関連し
「駐車台数を重要視している」と言えるのかもしれません。
なお、駐車台数は、予想される滞在時間やピーク時の来店台数、店舗面積などから計算するとよいとされています。
実際に広告を出す際にはそれらを踏まえ、「目安の駐車台数」もアピールする方が効果的かもしれません。
業種・業態により必要となる駐車台数はそれぞれですが、周りにテナントへの入居を検討されている方がいらっしゃれば
「目安の駐車台数を一度計算してみるといいですよ」
と一言アドバイスしてみてはいかがでしょう。
ところで、テナントを検討されている方は一体どのようなことに悩んでいるのでしょう。
さまざまな悩みがあるものの、やはり一番は「本当に集客できるのだろうか」ということだと思います。
そしてその悩みはおそらく、テナントを取り扱っている企業様も同じだと思うのです。
ロードサイドは車が多く移動の流れが速い場所。
そのため、広告が「移動している人の目に映る時間は一般的な道路と比べて少ない傾向にある」と言えます。
ですから「広告の視認性の高さ」がカギを握るのです。
「テナント募集中と書いてある広告物がちゃんと認識されているだろうか?」という心配があれば、
その悩みは「広告の視認性を高める」ことで解決しましょう。
視認性が高ければ高いほど、広告を見てもらいやすく認知度も上がりやすくなります。
逆に低ければ、いくらロードサイドであっても集客は見込みにくいでしょう。
視認性の高さを確認するためにはまず「実際に運転している人の立場で、
道路からテナントを見てみること」をオススメします。
広告を出す際には、交差点の位置にも着目しましょう。
なぜなら、交差点とロードサイドには深い関係があるからです。
例えば、交差点へ進入する直前では、運転手は右左折車や対向車などに注意を払っているため、
周りにどのような店舗があるのかなど、交差点以外の情報に関しては認識しづらい傾向にあります。
そのため、交差点に近いテナントであれば
「交差点の角から約3件先付近にテナント募集というアピールをした方が効果が見込みやすい」
と言われています。
また、交通量が多い方面などを加味した場合は、赤信号で止まっている間にじっくり検討してもらえる可能性があるため、
その方面から来た車に対してのアピールは交差点の手前ではなく
「交差点を超えた場所にする方が効果的である」との説もあります。
このように、交差点や道路とテナントの位置関係を踏まえてアピールする必要があります。
まずはテナントを取り扱っている企業様がこれらを実行し、
テナントを検討されているお客様に伝えていけば説得力も上がり、契約へ結びつきやすくなると思います。
では最後に、効果的な広告方法をいくつかご紹介しましょう。
通常ののぼり旗より面積が2.25倍大きいため、移動スピードの速いロードサイドでの視認性は抜群です。
おすすめの活用方法は「駐車台数」を書くこと。
テナントの規模が分かりやすくなるため、入居を積極的に検討している方へのアピールも効果抜群です。
また、このジャンボのぼり旗は、5本以上立てる事でさらなる視認性アップが狙えます。
通常の四角いのぼり旗と違い変わった形なので、とても目立ちます。
両面印刷が可能なため視認性も高く、実は海外で人気のバナーなんです。
簡単に持ち運ぶことができるため、移動も楽ちん。バナナバナーは、
さまざまな場所に置いてみたい!といった方にオススメです。
バナナバナー同様、形が変わっており、通常ののぼり旗よりもサイズが大きいため視認性は抜群です。
雫の形に似ていることから「しずくバナー」と呼ばれています。
通常ののぼり旗に比べスマートに見えるため、オシャレな場所にピッタリ!外観を気にされる方にはオススメです。
連絡先をアピールするには「ツクポリン」が有効です。一番の特徴は着脱が簡単であること。
貼った跡も残りにくいため、テナントを汚す心配もありません。
視認性の高い方法ではありませんが、雨風にも強いため、凹凸のないガラス面であれば、
屋内外問わずどこでも簡単に貼ることができます。
ツクポリンを活用し、企業名をアピールしてはいかがでしょう。
集客につなげるためには、ロードサイドの特徴を理解し、入居を検討しているお客様の想像することが大切です。
そして、広告の視認性だけでなく、道路や交差点との位置関係も重要な要素として検討する必要があります。
あれこれ考えなければならないことばかりですが、必要な要素について理解を深めれば、最適な広告方法を見つけやすく、
手間や時間をかけずにテナント契約にまでたどり着くことができると思います。
いくつかの広告方法をご紹介しましたが、参考にしていただけますと嬉しいです。
そして、お役に立てることがありましたら、ぜひお声がけください。
のぼりのデザインに関するご相談も承っておりますので、お気軽にご相談ください。