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1、ネット中心の集客とその限界
2、現地看板の強み=契約率の高さ
3、よくある看板の問題点と改善の必要性
4、シールで訴求力アップする募集看板
5、広告の基本=ターゲットを絞ったメッセージ
6、看板の役割と軽視されがちな現状
7、まとめ
不動産業界において、近年ますますネット集客が主流となり、ポータルサイトやSNSなどを活用して物件情報を発信するのが当たり前になっています。多くの不動産会社が、広告費をかけてネット上に情報を出し、問い合わせ数やアクセス数を指標に運用を行っていることでしょう。
しかし、果たしてその効果は十分に出ているでしょうか?
「掲載しているのに反響が少ない」「反響はあるが内見につながらない」「内見しても契約に至らない」という声を多く耳にします。つまり、アクセス数はあっても“温度の低い見込み客”ばかりで、成約までの距離が遠いという現実です。
このような状況下で、あらためて注目されるべきなのが「現地募集看板」という、昔ながらの手法です。
現地の募集看板は、インターネットのように広く情報を届ける力はありません。しかし、その分“その場所を実際に訪れた人”のみに届く、極めて絞り込まれた媒体でもあります。
たとえば、たまたま通りかかった方がその物件を見て「良さそう」と感じて電話をかけてくる場合、すでに現地の様子を見ているため、写真やスペック以上の魅力を理解したうえでの問い合わせになります。
こうした“実際に足を運んだ後の反響”は、最初から興味が高く、入居の検討段階も進んでいるため、非常に成約率が高いという特徴があります。
言い換えれば、現地看板は「少ないけれど、確度の高い反響をもたらす営業ツール」なのです。
しかし、そんな可能性を秘めた現地看板も、今のままでは活かしきれていないのが現状です。
街を歩いていて目にする募集看板を思い出してみてください。
例えば、無機質な番号だけが書かれた看板、連絡先と会社名だけの看板、文字が小さく読みづらい看板…。
実際、多くの看板は全国的に似たようなテンプレートを使い回しており、地域ごとの特徴や物件ごとの魅力がまったく伝わらない状態です。これでは通行人の目に留まりませんし、「問い合わせてみよう」という行動には結びつかないのは当然です。
例えば、ありきたりな入居者募集看板…。
本来、看板とは「目に留まり、気になってもらい、動いてもらう」ためのもの。にもかかわらず、現状は“表示義務のある看板”という位置づけにとどまり、営業的な役割を果たしていないケースがほとんどです。今こそその考え方を変えるべき時です。
私たちエンドラインでは、そうした課題を解決するために、「物件の特徴を自由にアピールできるシール式の募集看板」を開発しました。これは、通常のデザインをベースにしながらも、右上や目立つ位置に“ターゲットに刺さるキーワード”をシールで貼り付ける仕様になっています。
たとえば「ペット相談可」「学生専用」「駅徒歩5分」「敷金・礼金ゼロ」といった、その物件だけの魅力を強調した内容を選んで表示できます。しかも、このシールは貼り替えができるため、物件ごとに、時期ごとに、簡単に対応可能。
こうした“カスタマイズ可能な募集看板”は、ただの看板ではなく、“物件の営業ツール”として生まれ変わらせることができるのです。
広告とは、本来「誰に、何を伝えるか」が明確でなければなりません。
ところが多くの募集看板は、誰にも刺さらない“汎用的なメッセージ”しか載っていません。これでは、せっかくその前を通った人にも響きません。
ターゲットを絞るというのは、興味を持ってもらうために非常に重要な要素です。
たとえば、学生が多いエリアなら「学生専用」、ペット共生マンションなら「ペット可」など、その物件を探している人がピンポイントで「自分にぴったりだ」と感じられる言葉を表示することが必要です。
シール式の看板なら、まさにこの「ターゲットに届くメッセージ」を柔軟に発信できます。ネット広告のように“誰が見ているかわからない”媒体とは違い、現地看板は「現地を通った人」に届くからこそ、強く響くメッセージを選ぶべきなのです。
現地看板は、ただの掲示物ではありません。文字通り、“無言で働く営業マン”です。しかも24時間365日、晴れの日も雨の日も、誰かが通るたびに物件をアピールしてくれます。
にもかかわらず、ネット広告には大きな予算を割いているのに、現地看板は“経費削減の対象”になってしまう。その結果、もったいないことに、大きなチャンスを逃しているのです。
ちょっとした見せ方やデザインの工夫をするだけで、反響は確実に変わります。しかも一度設置すれば長期的に効果を発揮するという点で、コストパフォーマンスにも優れています。看板の役割を今一度見直し、積極的に活用していきましょう。
ネット広告が“広く浅く届ける媒体”だとすれば、看板は“狭く深く届ける媒体”です。どちらも大切ですが、看板はこれまで以上に“戦略的に使う”ことが求められます。
エンドラインのシール式募集看板は、その第一歩をサポートするためのツールです。
カスタマイズ性があり、誰でも簡単に貼り替えられ、継続的に使えることから、長く使える集客施策としてもご活用いただけます。
たった一枚の看板が、反響の質を変え、契約の数を変え、ひいては御社の営業効率を変えるかもしれません。
今こそ、募集看板を“本気で集客に活かす”タイミングです。ぜひ、エンドラインまでお気軽にご相談ください。